鍼灸治療は妊娠への第一歩です。~天壇(テンダン)鍼灸院~【女性特有の疾患】

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女性特有の疾患
 

  みなさまこんにちは 蒲 文(プウェン)と申します。
私の国、中国では日本で言う「一期一会」という考え方があります。
一人一人患者様との出会を大切にし、働く女性のよきサポートパートナーとしてともに歩んで参りました。

  最近では県外や、海外の方までお越しいただくようになりより一層のサポート体制の強化をお約束するとともに、一女性として生涯ファミリー先生として頑張って生きたいと思います。

  本院では東洋医学の特有な四診の診査方法―― (望診・聞診・問診・脈診)と弁証論冶の整体観念をもち、患者様一人一人の症状を合せて治療を行っています。

女性の体の性質を知れば、婦人科の悩みはラクになる!

  女性の体は7年ごとに大きな変化を迎えます。月経、妊娠、出産、閉経と、一生を通じて女性ホルモンの働きに強く影響を及ぼしていて、ホルモンバランスが乱れると自律神経にも影響が及び心身に不調が現れます。さらに女性特有の病気をも引き起こすことになります。

  鍼灸はホルモンのバランスを調整するのが得意であり、心身全体の状態や体質をみながら女性の健康をサポートします。そして不妊治療、日常的なトラブル、美容にもたいへん効果があります。

 中国の最も古い医学書【黄帝内経】では、女性の一生の体調変化が、7の倍数で論じられています。

知るべきこと【1】

女の一生は血に左右される
血、気、水

知るべきこと【2】

女は【肝】・【腎】なことを大事にすれば若くいられる

  東洋医学にはは「先天の気を宿す」とも言われます。

  体の発育や生殖を支配するカギを握ります、その先天の気は、生まれもった生命エネルギーのことです、体質にも大きいな影響をされます、腎の衰えから起こる不妊症更年期症候群、特に閉経前後に急激に衰えることによって、他の五臓(肝・心・脾・肺)とのバランスが悪くなり、様々な不調をきたすと考えます。腎を大事にすれば、更年期を遅らせ、老化現象を加速させないことはできるのです。

  東洋医学にはは「肝は疏泄を主る」とも言われます。

  肝には気や血の流れを円滑し、五臓六腑の代謝、解毒、排泄などの働きがあります、その働きが悪くなると、気が滞り、精神抑うつ、イライラ、ほてる、汗が止まらない、若い世代のプレ更年期が起こりやすい。

知るべきこと【3】

女の一生は7年サイクル

  中国の最も古い医学書といわれている【黄帝内経】では、女性の一生の体調変化が、7の倍数で論じられています。例えば、7の倍数の14で月経がはじまり、28歳に生殖能力のピークをむかえ、7の倍数の49歳で閉経をむかえるなど、女性の心身の変化が見えてきます。

女の一生は7年サイクル
14才初潮を迎える   月経が始まる、女性らしい体つきになり、思春期に伴う心身不安定、月経不順、生理痛になりがちな頃です。
28才成長・発育・生殖機能がピークに   妊娠、出産に適したからだが作られ、女性ホルモンの分泌が旺盛で、心身ともに落ち着いているので女性としての魅力も充実しています。
35才穏やかな下り坂へ   女性ホルモンの分泌は盛んですが、成熟期から穏やかな下り坂へ向かいます。全身の新陳代謝も低下してシミ・くすみなど肌のトラブルや髪質が気になり始め、痩せにくくなります。
34才衰えを自覚し始める   女性ホルモンの分泌が徐々に減っていきます。成熟期から更年期に入いる変化の多い年代でもあり、シワ、たるみ、白髪が出始め、のぼせや疲れやすくなります。
49才閉経を迎える   女性ホルモンの分泌がストップします。心身の変調により更年期の症状が表れたり閉経や子供の独立で寂しさを感じます。また下腹部が出始め生活習慣病のリスクも高まります。
56才閉経後もまだまだ人生は続く   女性の平均寿命は85才を超え、閉経後もまだまだ人生を楽しめます。そのためにも心と体の健康維持が大切です。適度な運動やバランスの取れた食事、健康養生で老化を遅らせることができます。

女性特有の疾患

生理不順

こんな症状が出ます

生理(月経)は正常の場合、28日前後の周期で繰り返されます。月経の期間は1週間弱が正常範囲と考えられています。ところが何らかの原因で月経周期が乱れたり、経血の量が2日以内や8日以上になったり、血色、血質が異常になったり、のぼせ、頭痛、腰痛、冷え、下腹部の痛み、不眠、イライラなどの症状が出たりします。

東洋医学ではこう考え、治療します
生理不順

ストレス、疲れ、不規則の生活、無理なダイエットなど原因で気滞や瘀血が起こり、そのため気血の巡りが悪くなり、生理不順に
落ちます。

治療方針は、まず腎の精・血を補い、肝の気滞を取り除き、
ストレスを緩和させます。

  鍼灸は生理不順など女性特有の症状に大変効果を発揮します。
そのほか、生活リズムも大切です、睡眠や休養をとる、ゆったりと食事をするなど、生活のリズムを整えることが大事です。

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生理痛

こんな症状が出ます

生理が始まると、下腹部の痛み・頭痛・腰痛・肩こり・吐き気・だるさ・眠き・下痢・便秘・手足の冷えなどが現われます。症状がひどく寝込んでしまう人もいます。

東洋医学ではこう考え、治療します
生理痛

生理痛の痛みは主に骨盤内の血の滞り(瘀血)によって起こると考えられます。出血量が異常に多かったり痛みが激しい場合は、子宮筋腫や子宮内膜症の疑いもあります。

  鍼灸の場合はまず肝の気を調和し、血の巡りをよくします。そのほか、体を冷さず、生理中も軽い運動や足湯で血行の改善をできます。また、専用な漢方アロマを腹部などにぬってからマッサージすることもおすすめです。

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月経前症候群

こんな症状が出ます

月経がはじまる1週間前から、様々な心身症状が起こり、女性ホルモンの変動に伴って、不安、憂うつ、頭痛、むくみ、吐き気、冷え、乳房の張りや痛み、吹き出物など症状があらわれ、月経がはじまると軽くなるのが特徴です。

東洋医学ではこう考え、治療します
月経前症候群

ストレスにより「肝」の乱れが起こることが主な原因とされています。肝は代謝や解毒、排泄の働きが悪くなると気滞、瘀血を引き起こすのです。さらに、ストレスはホルモンバランスや自律神経に悪影響を及ぼすので、充分な睡眠を取ることと糖分を取り過ぎないように注意しましょう。糖分を取りすぎると血液がドロドロになるため、生理前は甘いものを
控えること。

  鍼灸治療の場合は肝の気を和らげ、血の巡りをよくし、消化機能を
高め、精神を安定させの治療を行います。生理が来る前に自宅用お灸と相応する漢方アロマの併用により安定した状態で過ごせるようになります。

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乳がん

乳がんは世界中でよく見られる癌で、女性患者のおよそ20%が乳がんで死亡します。日本人女性では90年代の年間3万人を越えると見られ、2000年に遂に胃がんを抜いて発生率第一位になりました。今後も増加することが予想されています。その原因には環境や社会状況と深くかかわる上、食生活などライフスタイルの欧米化も大きな原因だと考えられます。

  幸い乳がんは割合早い段階から自分で発見することが可能で、早期発見されることにより、がんの中では治る率が高いがんに入っています。自己検診と、定期的な専門家による検診を受けて早期発見の機会を失わないようにしましょう。

  「乳がんリスク度」チェック 

【乳がんリスク度をチェックしてみよう!】
 
 
東洋医学ではこう考え、治療します

東洋医学では、正常な細胞ががん化する原因は、人体を構成している三要素「気」「血」「水」において、「気」が滞る「気滞」、「血」が滞る「於血」という状態になっている、と考えられます。また、乳がんの原因には、早い初潮、遅い閉経、未婚や未産あるいは高齢初産の場合もリスクは2~3倍と推測されます。これは女性ホルモンの影響を長期間受けることにより、体内のバランスを崩れる要因もあります。ほかには遺伝子とストレスの影響も考えられます。

  当鍼灸院では、乳がん患者の一人一人の症状に合わせて、治療を行っています。西洋医学のがん治療には、がん細胞に攻撃するだけでなく、同時に正常な細胞も障害を受けることは避けられませんので、副作用・後遺症を伴います。乳がんも同様です。そのため副作用も強くあらわれることがあります。針灸の併用治療によって、免疫機能が強化され、自分が持っている回復力を高まって後遺症と副作用を減軽することができます、癌細胞の繁殖を抑制し、生存率を高めることができます。

  鍼灸治療の結果は多くの乳がん患者の症状を回復させてきました。今も多くの乳がん患者が通っています。手術後のケアをも大事に治療することによって多くの乳がん患者は正常な生活を送るようになりました。

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子宮内膜症・子宮筋腫・子宮不正出血

  子宮内膜症は本来、子宮内にしか存在しないはずの子宮内膜によく似た組織が子宮の外側や卵管にも発生し増殖する病気です。正常の生理と違って膣を通って排出されないためにそこに溜まり、痛みなど様々な症状を引き起こします。発生した場所で病名が違ってきます。
子宮の筋層内に発生するものを子宮筋腫といいます。

  子宮不正出血には機能性出血と器質性出血があります。機能性出血はホルモンバランスが崩れる原因で起こり、器質性出血は子宮の病気や炎症・血液疾患などが原因となって起こります。

こんな症状が出ます

子宮内膜症、子宮筋腫の代表的な症状は激しい生理痛、吐き気、嘔吐などが特徴です。鎮痛剤も効かないくらいの痛みがあり、経血量が多すぎる過多月経、腰痛、さらに性交痛も子宮内膜症の特徴的な症状の一つです。最近、子宮内膜症は10~20代の若い世代にも多く見られ不妊の原因にもなります。
機能性子宮不正出血は思春期と更年期に見られます。

東洋医学ではこう考え、治療します
子宮内膜症・子宮筋腫・子宮不正出血

女性特有の疾患である子宮内膜症は、骨盤内に巡る血液が停滞した瘀血によるものと考えられています。機能性子宮不正出血は主にホルモンバランスが崩れることにより起こすと考えられます。器質性出血は、体の異常が原因となって出血します。子宮がん(子宮体ガン・子宮頸がん)・子宮肉腫・子宮頚管ポリープなどがあります。

  鍼灸の場合体質の改善と瘀血を解消して痛みを緩和させて
いきます。日常生活の中のセルフケアもとても大切で、お腹や足元を冷さない(若い世代の無理がないファッション)・無理なダイエットをしない・規則正しい生活をおくり夜更かしは禁物です。

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更年期症候群

こんな症状が出ます

ほてり、不眠、発汗、手足の冷え、めまい、のぼせ、息き切れ、イライラなど様々な不調があらわれます。

東洋医学ではこう考え、治療します
更年期症候群

更年期症候群はおもに五臓六腑の「腎」が衰えるために起こる症状と考えます。腎は人が生まれ持った生命エネルギーをつかさどる役目があります。この腎が閉経前後に急激に衰えることによって、ほかの内臓とのバランスが悪くなり、その結果気逆が起こり、様々な不調をきたすと考えます。また、老化のスピードは腎の強弱によって起きます。腎が元気な人は50歳前後で下り坂になるところ、腎が虚弱な人は40歳前後からはじまります。

  鍼灸の治療は腎を補いそして気逆、気虚を改善することにより、更年期諸病状がラクになれます。また鍼灸の刺激により神経が安らぎますので動悸やのどのつかえた感じが
なくなります。

  普段の生活中で、睡眠不足や過労や暴飲暴食で気の流れを悪くするため避けましょう。

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不妊症

不妊症

妊娠できない、または二人目の不妊(流産・死産)で悩みの女性が増えています。その多くの要因は晩婚化や妊娠を望んだときに高年齢化していることが上げられます。それは20代前半最も生殖能力ピークと比べると着床しにくく、流産のリスクも高くなってくるわけです。加えて、冷え性、生理不順、子宮内膜症などの問題も不妊の深刻な原因と
なります。また一方、ストレスをたくさん抱え込んでいて、心の問題も不妊の一つの要因です。

こんな症状が出ます

冷え性、貧血、生理不順、子宮内膜症、不眠、腰痛、むくみなど現われます。

東洋医学ではこう考え、治療します

女性が妊娠しやすい体質を作るためには五臓六腑のバランスを整えることです。特にホルモンの分泌と生殖機能と密接にある肝・腎の状態が肝心です。つまり肝・腎の機能をよくすれば乱れた生理周期を正常に戻し、気・血の巡りがよくなり、妊娠しやすい状態になります。

  鍼灸治療の場合は、まず肝・腎の機能を高め、生理不順を改善し、ストレスを緩和させ、女性生理周期の特徴に合せて周期治療(下の図のように)を行っています。その治療法は西洋医学のホルモン不妊療法と併用することもできます。

月経リズムと不妊周期療法の原理
赤ちゃん


  鍼灸治療は妊娠への第一歩と考える
中国では、昔からよく鍼やお灸をすることで、
体質の改善が見込め、妊娠しやすくなると
いう伝承があります。

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妊娠中の諸症状

妊娠中の諸症状

妊娠は健康な女性にとって極めて生理的な現象なので、病気ではありませんので過度な心配はいりません。しかし、体質と環境により特に初めて妊娠された方は様々な不安や体の変化にうまくついていけずに、色んな症状が出ることはあります。

こんな症状が出ます

つわり、むくみ、お腹のつっばり感、腰痛、膝痛、足の冷え・つる、妊娠中毒症、うつ、逆子、妊娠中かぜ、咳、全身かゆみ、花粉症など妊娠中に起こる諸症状があります。

東洋医学ではこう考え、治療します

妊娠すると母体と胎児の陰陽・気血・五臓のバランスを新たに整えないといけないため妊婦によって上記の症状が起こることがあります。

  鍼灸治療ではこういう陰陽・気血・臓腑のバランスを整えるには非常に有効です。例えば、腎を補うことで胎児が安定し、脾を補うことで不足しがちな気血を作りだすことができます。肝を補うことで全身へ気を良く巡らせる働きができ、お灸の場合は逆子を正常位置に戻すことも可能です。妊娠をきっかけに平素体質の弱い妊婦さんも含め鍼灸をすることで体質改善も可能になります。

古代医書「産経」十脈図

古代医書「産経」十脈図から、妊婦は妊娠十ヶ月期間の中、毎月の経絡の流れと胎児の絆を見てとれます。

ここではその一部を記載します。

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産後虚症

こんな症状が出ます

産後疲労症、産後うつ、貧血、傷の痛み、腰痛、肩こり、関節炎、足のむくみ、かかと痛み、産後めまい、乳腺炎など表れる場合があります。

東洋医学ではこう考え、治療します
産後虚症

出産後は体力の消耗と出血のために体の栄養バランスと回復力が落ちます。それにより気血両虚になり様々な症状を起ります。この時期はよく「産後はママが一番弱いが、赤ちゃんが強い」と言われます。中国では、産後1か月は妊婦を大事にする「座月子」という風習があります。

  鍼灸の場合、まず体の気・血を補い、体の機能を回復させ、体のバランスを整え、心身とも安定させ、将来の育児や産後太りの予防を大きな効果が期待できます。

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